ばんのけは、MEGWINTVの元メンバーのバンディーが自身の結婚を機に独立して作ったチャンネル。
奥さんの「うんちゃん」とふたりで出ることも多く、家の掃除だったり、言ってみれば夫婦であること、夫婦の生活がコンテンツとなっている。
仲良し夫婦ファンタジー理論
きまぐれクックかねこを取り上げた時に魚さばきファンタジー理論と書いた。
魚さばくのは普段しない人からしたら、もはや接点がなさ過ぎて現実というよりファンタジーの世界の話であるという理論。
それと同様にぼんのけは仲良し夫婦ファンタジー理論だ。
仲良し夫婦の関係性がそばにある人は、実際はそんなにいないのではないだろうか。(僕自身がそうなだけかもしれないけど。)
夫婦が仲良しというのは、ファンタジーである。
そんなファンタジーが見れるのがばんのけだ。
居酒屋大好き夫婦がはしご酒してホテルに泊まる動画。
持ち込みOKでホテルの周りでテイクアウトをして、お酒はホテルで飲み放題のお泊りプランを試したという動画だ。
チェックインをした後、まずホテルのお部屋の紹介をしていた。
ベッドもいいですねとバンディーがベッドに倒れ、「あー、もお、寝れる」と寝転がっている時に、奥さんのうんちゃんがお腹すいたよーとつぶやく。
そしたらバンディーがすぐそれに反応して起き上がって、そうだよね、じゃあご飯買いにいこうかと言う。
ああ、仲いい夫婦なんだなと感じる。
今日は日が昇ってる時間から「鏡月ドクドク」を開始するんですとうんちゃんが言う。
ぼんのけでは焼酎の鏡月を飲むことを鏡月ドクドクというオリジナルのフレーズを使うらしい。
この二人だけの言葉っていうことが、仲良さを表している。
糸井重里がほとんどすべての子供の願いを僕は知っている、それはおもちゃがほしいだとかではなく、お父さんお母さんが仲良しでいてくれることだと書いていた。
これは要は、なかなか叶わないことだから、子供たちは願うのだ。
ばんのけには子供はいないけど、夫婦が仲良しというのは見ているだけで、幸せな気分になれる。
動画のオープニングでばんのけは「おかえり、ばんのけへ」という挨拶をする。
ばんのけはみんなの居心地いい家のようなYouTubeになっているのではないだろうか。