世界の何だコレ!?ミステリーできさらぎ駅という都市伝説を取り上げていた。
それが本当に怖かった。
子どもだったら怖くて寝られなくレベルだ。
正直に言うと、大人である自分も、見た後に寝ようと思い、電気を消すと、
カーテンの隙間、開いたままのクローゼットと、いつも全然気にならない所が何だか気になってしまい、心がざわついてなかなかねむりにつけなかった。
以前に何だコレミステリーがきさらぎ駅を取り上げてそれが話題になったので、その後の話を取り上げたきさらぎ駅の第2弾の放送とのこと。ちなみに自分は1回目は見ていない。
きさらぎ駅とは
きさらぎ駅という都市伝説は15年前にネットの掲示板であった話。
はすみという女性が、きさらぎ駅というこの世には実在しない駅に降り立って、
ネットの掲示板にリアルタイムで状況を書き込んでいったという話。
言ってしまえば、どうってこと無い話である、ネットの掲示板だし、作り話でしたで終わるような話だ。
地上波で流れた変な映像
そんな話を語ったテレビがなぜ怖かったのか、
その怖さの根元は、何だコレミステリーの放送のしかたにあった。
プレステ2のようなCG、いやもう少しきれいだったからプレステ3ぐらいかもしれないが、謎のCGできさらぎ駅の話が描かれるのだ。
ゲーム画面では見たことあるかもしれないが、テレビ番組では見たこと無いようない違和感のある映像が地上波のテレビで流れる。
ゆえに、これは見たこと無いってことに視聴者の心の中のアラートが危ないぞと鳴りはじめる。ぞわぞわする。
一番怖かったのが、遠くにいる男の人が車にのっている自分の方に近づいてくるシーンだ。
その謎のCGによって、男の動きが変なのだ。その変な歩き方で寄ってくる男がひたすらに怖い。
放送自体が都市伝説のよう
このきさらぎ駅の後日譚の部分は、番組自体は2時間だったのだが、最後の正味5分くらいだけだった。
そして切れ味鋭く、突然かのように放送が終わった。
番組自体は、きゃりーぱみゅぱみゅ、蛍原、ザキヤマ、井森美幸がリモートでVTRを見るという感じだった。
しかしこのVTRには彼らの感想コメントはつけられずに終わった。
その事によって、見てる側の溜まった感情ストレスが解放されない。
そして、いったい何を見たんだろう?今見たテレビは本当の話か夢だったんではないかという気持ちになる。
そのことでこのテレビ自体が都市伝説のような雰囲気を持ったものになった。
一度しか使えない手法かもしれないが、面白かった。