ジャニーズに全く興味のない僕が関ジャニ∞クロニクルFをレビューする。
まず番組の見た目がおしゃれだ。
缶詰をフィーチャーした企画だった。
オープニングはM-1のあおりのVTRかのように、ただの缶詰料理がなんだかすごくかっこいい物のように見える編集がされている。
缶詰料理の撮り方もおしゃれである。
上手な写真を撮り方の一つに画面を3等分に縦横にわけてその交点にメインの物を置くというやり方がある。
そんな感じで缶詰料理がすごい接写かつセンターに置かないで撮っている。
コーナーの進行はパソコンの画面上のような演出でフォルダがあったりする。
使われている文字もシンプルで涼しげなおしゃれな感じだ。
テレビ番組はおしゃれとかかっこよくとか気にしていないものが多い。
だからこそこういうこだわりを持った番組は目立つなと思う。
僕自身関西人のノリというのが少し苦手なところがあるのだが、やっぱり関西のパワーってすごいなというシーンがあった。
マッシュルーム缶のアヒージョの試食のシーンだ。
にんにくがけっこう入っていて、村上くんが「今日はKISSできへんな」と言い出す。
それに対して横山くんが「どうせできへんねん」とつっこむ。
大倉くんが「今日のこれからの行動しだいー」
丸山くんが「頑張ったらできるかもしれない」
村上くんが「そんなん決めつけんといてくれる」
安田くんが「何を知ってるの」と一つの台詞にみんなが口を出す。
横山くんがうるせえと言う。
すごいなと思った。
全員がしゃべるから、5.1chサラウンドのホームシアターのスピーカーシステムが必要になるくらいである。
次に関ジャニ∞をあんまり知らない僕が気になったメンバーをあげていこう。
横山くんはかわいい。
缶単コーンバターという料理を作るときのこと。
レシピにクレージソルトを振ると書いてあるのを見て、「ハーブソルトを振るそんな説明いらんやろ」といいながらクレージソルトの瓶をシャカシャカ振りだす横山くん。
振るっていうのはかけるってことだよ横山くん。かわいい。
安田くんはジビエ好きだってことで、ジビエのカレー缶詰の種類当てをしていた。
がそんなことより安田くんの耳のキャンドルジュン的なやつはなんなんだろうか。
そればかり気になってしまう。
それってどういうモチベーションでやってるんだろうって思ってしまう。モテないだろうし。
大倉くんは昔からイケメンだな顔しゅっとしてるなと思っていた。
そんなしゃべってるイメージもなかったのだが、最近はめちゃくちゃしゃべってるんだなと知る。
しゃべってるしなんだか一番番組を楽しんでいるように見える。
例えば、ジビエの種類当ての時も安田くんに「(安田くんが)アザラシ食べたことないからサッパリしてるかもしれないよ。ヒントね。これ」と言う。
何で食べたことないやつがヒントだすねんとつっこまれて、楽しそうに笑う大倉が画面にうつる。
世界一甘い缶詰がでて来たときに、俺はくわないって言ったりする気位高い感じはあるけど、かっこいいし、楽しそうにしてるし、面白いことも言うからよしでしょう。
テレビを見てると楽しそうにしている人に目がいく。楽しくやるみたいなフレーズはよく聞いたりするけどこういう効果があるのだなと思った。