HULUでガンダムシリーズの鉄血のオルフェンズを見る。
物語で伝えたいことを説明台詞で説明しちゃう、はっきり言ってレベルの低い脚本。
その上、できの悪いそういった戦闘のない、ただひたすら話だけの回ばかりやる鉄血のオルフェンズ。
そんな中で鉄華団VSタービンズは神回だった。
戦い回。
そうそうこういうのが見たいのよ。面白い。
白眉としては戦艦同士が戦うシーンだ。
通常ガンダムシリーズでは機動性の高くないものとして描かれている戦艦。その機動性が低い戦艦自体が戦う。
そこで展開される戦略、奇策。
ミサイルかただ飛んできたと思ったらそれが煙幕。
そしてその煙幕の中から戦艦自身が体当たりしてくるように登場。
実はそれは体当たり狙いではなく、背後を取るために敵艦ギリギリのところを通過していく。
そういう作戦かと思いきや、実はそれが狙いでもなく、すれ違うときに仲間が敵艦に侵入させるのが目的だった。っていう。
まず、戦艦でのアクションっていう見たことの無い、フレッシュな画。
そしてひとつのシークエンスのなかにもたくさんの驚きのある展開。
こういう言葉を使わない演出がうまい演出だと思う。
同時にあったモビルスーツの戦いもひとつひとつ気が利いててすごいよかった。オルフェンズは前半はこの回、7話だけ見ればいいと思う。