テレビ番組

激レアさんをつれてきた 面白い話をちゃんと面白く伝える番組

激レアさんをつれてきたは、手書きのフリップ?ボードを使って面白い経験を持った人の話を紹介する番組。

つまりはかみしばい的な番組である。

VTRは関係者のコメントだけであり、本当の話だってしめすぐらいなもので最低限になっている。

進行はみんな大好き弘中アナである。

番組で使われるボードや小道具は弘中アナの直筆手作りのものだ。

まあ別に弘中アナの手作りじゃなくてもいい気もするが、弘中アナが頑張ってるなってところに応援したい気分になるって効果がある。

かみしばいは面白い。真面目に作ると余分な所は切り取られていくから、残ってくるのが本質的な部分のみになる。

今回の激レアさんはバレーボールの元全日本エースの山本さん。

この人の経歴が本当に面白い。

3年生が抜けると部員が一人になってしまうから名前だけでいいから入ってくれないかと打診されてバレー部に入る。

二人のバレー部は体育館のステージ上しか練習場所がない。

楽な部活があるぞとヤンキーが入部してくる。試合に負けたことでバレーの楽しさに目覚めて。等々。

えっ今聴いてるのって週刊少年ジャンプの話?っていうくらいのおもしろさ。

そしてこの物語の重要なポイントポイントを、紙芝居、小道具が確実に押さえている。

例えば練習場所が体育館のステージ上しかないのを描くため体育館の模型を作っていた。

そして物語が進むことで練習場所を確保する話もするのでこの模型が後々にも効いてくる。

部員のやる気の変化がこの物語の面白いところだから、部員のやる気の変化がみえる小道具を作っていた。

面白い話をちゃんと伝えたら面白いって当たり前ではあるが、それをうまくできている番組だ。