HULUで見る。前半一時間のホラーの手数の多さ。飽きない。
やっぱりMー1でもホラー映画でも手数が多いのは評価されるね。
また最初のホラー展開までの心霊現象の被害者家族の描き方もいい。
不幸というかお金がない。両親が離婚して、お母さんも疲れはてている。
そこにこどもがタバコすったとかそうじゃないとか親子内でも気持ちのずれがある。
不安定な状況っていう、お話自体には直接関係ないけど、そういう要素がスパイス的に隠し味かのように効いてくる。
後半は少しホラーからは距離をおいた展開とか、最終的にはハリウッド的なアクション展開も混ざってくるんだけど。それも含めて面白い。
後半は前半さんざん心霊現象に教われていた女の子が本当に心霊現象だったのか狂言じゃないのかっていうある種まわりのひとから梯子をはずされるかのような展開とか、
僕ら視聴者としては知ってるから彼女の嘘じゃないって知ってるからっていう状況の中なので物語としてもちゃんと面白いと思う。
ホラー演出としては、悪魔の絵に影が近づき、絵と重なって、そこから額縁ごと出て襲ってくるところが印象深く、キャッチーで良かった。