アイドル番組

欅って、書けない 増本綺良がバラエティーの才能の片りんを見せた。

以前の記事で欅坂の新メンバー増本 綺良(ますもと きら)が番組で大ムーヴメントを起こしたと書いた。

今回の放送もすごかった。

増本綺良は本当にバラエティで優秀なのかもしれない。

今回の企画はメンバーが一人一人ハライチの澤部と対決をして、勝てたら澤部からご褒美を買ってもらえるという企画だ。

佐藤詩織が澤部とビーフシチューを食べて、その中に入っている調味料を当てる対決をしていた。

交互に二人が調味料を回答をしていく。

その途中でMC役をやっていた原田葵が他のメンバーに、「メンバーのみんなはわかってますか」と話を振る。

みんなが横に首を振るなか、上村莉奈がうんうんとうなずいていたので、莉奈ちゃんわかった?と原田が聞くと、上村が「はい」と答えた。

スタジオでは本当かよとなっていたのだが、明確に笑いにはなっておらず、テロップで「嘘つけ」という突っ込みを乗せて笑いを成立させていた。

基本的にけやかけの笑いってこのレベルなのだ。

しかし、次に振られた増本さんは違った。

原田が「綺良ちゃんはどう?」と聞くと、

増本さんが「えっ、言っていいんですか? 見た感じジャガイモが」と答えて、笑いを起こしていた。

フリを利かせたボケができてしまう増本綺良というアイドル

まず「えっ言っていいんですか?」と私、答え知ってますけど、対決の途中に言っていいんですか?とボケにちゃんとふりを利かせている。

そして見た感じジャガイモがと一人でオチをつくっている。

すごいと思った。千原ジュニアみたいだもん。

欅坂って乃木坂と日向坂とかと比べるとバラエティ弱いイメージがある。

もしかしたら増本綺良がそれを変えてくれるかもしれない。欅の救世主だ。

2週後の放送でもすごかった。追記。

前回書いた増本すごいから、2週後の放送の話。

今回の放送でもふって落とすというお笑いをしていた。

菅井友香と関有美子の欅坂2大お嬢様キャラのどちらが真のお嬢様か決めようという企画をだった。

お嬢様の対比として、下々の庶民のエピソードを他のメンバーが話すシーンがあった。

大沼晶保が父の趣味として、父はヤンキーが趣味だと語る。

昔はリーゼントだったし、今は前髪だけ金髪にしてるという。

その後に「増本はどう?」とハライチ澤部から増本に振られると、

増本は「下々の方たちの意見を聞いてても、私はさらにその下だなと思いました。

大沼さんのお父さんは髪の毛を染める余裕があるそうなんですけど、私の父は坊主です。」と言って、笑いを取っていた。

考えてみると、庶民エピソードとして増本にあったのは父が坊主ってことだけだった。

ただ父が坊主ですと話しても伝わらないし、意味わかんないとなって笑いも起きなかったと思う。

そこで、私はさらに下だと丁寧にふることで、どんな下々エピソードなんだろうと思わせておいての、父が坊主という裏切りでボケを作っていた。

増本綺良やはりさすがである。