NMB48の堀詩音がやってるyoutubeで、NMBのドラフト2期生の同期のメンバーが揃って話をしていた。
もう辞めているメンバーも参加している。
話自体はしょうもない話ばかりでコアなファン以外興味ないだろうなと思う。
しかし動画の最後の話は心に刺さった。
センターになりたい
夢あるの?の質問に安田桃寧(やすだももね)ちゃんが答えたシーンだ。
「めっちゃでかいこと言うけど、センターになりたい」と声を震わせながら言ったのだ。
AKBグループはまずシングル曲に選抜メンバーというのがあり、
たくさんのメンバーから選抜された16人しかその曲に参加できない。
そしてそのメンバーはかなり固定的である。
それまで入っていなかった子はなかなか入れない。入れるのは加入して間もないの大型ルーキーくらいなのである。
つまりは加入して時間がたってしまった子は、サラリーマンでいうところの出世街道を外れてしまった人。選抜入りはかなり望みが薄くなってしまうのだ。
ももねちゃんはドラフト2期生で5年目。グループの中でも上の方になってきている。
僕は最近NMBを見ていなかったので選抜入りしていないイメージだったのだが、調べてみるとここ数作選抜入りしているらしい。
つまりまれな遅咲き選抜を成し遂げていた。しかしながら選抜よりも厳しい固定化、そして上の意向が入ってくるのがセンターというポジションであって、ももねちゃんセンターの確率は相当低いと言わざるを得ない。
みんなの夢
終わってしまったが、選抜総選挙の元々の意味はそういうことだったのだ。
メンバーの夢、グループの中で活躍したい、それがファンの夢でもあり、投票によって叶えられるかもしれないというイベントであった。
話は戻るがセンターになりたいとももねちゃんが言った後、まわりのメンバーがいいやん、いいやんと言った。
ドラフト2期生は選抜に恵まれていない、辞めたメンバーもいるYouTubeでの話。
同時におそらく諦めているのかもしれないが彼女たちの夢でもあったはずだ。
とびきりの思い
RADWIMPSの「パーフェクトベイビー」という曲がある。
君の願いが少しでも叶えばいいとはそりゃ思うけども 叶わなくてもいいだろう 今日はそんな気分なんだよ。
君の願いが少しでも叶えばいいとそりゃ思うけど どうせならとびきりのやつを ここはひとつお願いしてよ
心ない人の言葉にもグラグラの天変地異にも負けないよう枯れないよう活きのいいやつを今すぐ見せてよ。という歌詞。
僕にはももねちゃんの今回の言葉自体がとびきりのやつのように思えた。