芸人たちの磨き抜かれたネタにCGアニメーションを合成したらネタはより面白くなるのか?ならないのか?という単発番組がやっていた。
芸人のいつもやっているネタにCG合成をしたのを見るのだが、全部面白かった。
テレビの未来そして希望がここにあるような気がする。
豊臣秀吉がツヅミを叩く
番組のCGのメインの使い方は、すえひろがりずに豊臣秀吉、織田信長の顔をCGでつけるだとか、
カミナリのまなぶくんに梅沢富美男の顔をつけて、はたかせるというものだ。
つまり芸人のネタを別のだれかがやっているかのようにする。
これ自体面白い。
俳優の中川大志くんが、相席スタートのネタで異常なレベルの流暢なツッコミをしているのなんかすげえな、面白いなと思った。
CGがうまくできているのだ。
CGを売りにした番組なので、CGの面白さが一番わかりやすく伝わる別のだれかにするCGを使うのは番組として正解だった思う。
テロップの未来
しかし、それ以上に僕が面白さを感じて気になったCGの使い方が、背景のCG演出だ。
例えば、すえひろがりずのネタでツヅミを叩いて、昔風の言葉使いをするシーンで、
「あなしつこし」とゴールドの文字が背景に出て富岳三十六景の映像が出る。
すえひろがりずそんな好きじゃなかったのだけど、面白かった。
僕は面白さが足されたように思う。
テレビ番組によくあるテロップの未来が見えた。
間違っていたらごめんだが、めちゃイケはテロップいっぱい使う番組の先駆けだったらしい。
将来、こういうCGがいっぱい使われた面白い番組が生まれるのではないだろうか。
昨今のテレビの貧乏くさいセット
他には、ネタの背景がいいなと思った。
例えばフォーリンラブの街頭アンケートのネタで、背景の街角がCGでちゃんと作られていた。
このブログを書くネタ探しのために、テレビ番組をザッピングしていて、第7キングダムを見た。
お笑い第7世代のメンバーでやるバラエティだ。
見た感じおそらくはねるのトびらみたいなことがやりたいんだろうなと思うような内容だった。
ただはねるのトびらと比べて、スタジオのセットが昨今のテレビの製作費の無さから、しょぼいのだ。
貧乏くさくて死にそうだというセットになっている。
それもCGを使っていけば解決するのではないだろうか。
ここにもCGによるテレビの未来が見えた気がする。