タモリ倶楽部って独特だ。
勝手なイメージだが、空耳アワーのタモリのとなりの人、安斎肇みたいなずっと同じおじさんたちが裏で作ってるんじゃないかって思ってしまう。
時代なんて知ったことかの精神で作られているように思える。
自由な社風のタモリ倶楽部
今回は個人で作ったようなグルメを題材としたテレビゲームを紹介する企画だった。
タモリ倶楽部ぽいなって思うのが、普通の番組だったら紹介されたゲームは当然プレイするものだ。
しかし、タモリ倶楽部のタモリさんはやんなくてもいいなっていうゲームは、やんないやんないって言って、まじでやらない。
でもそれでいいと思うのだ。
やりたくなければやんなくてもいいし、自由でいいんだ。
そして、番組側も、それでも番組が成り立つつくりというか、そういう自信があるということだ。
大御所おじいさんなのに若くて面白いタモリ。
この放送を見ていて思ったのが、タモリさんっておじいさんなのに、若手芸人と絡んでおいしくしてあげられるってところがすごい。
タモリさんって本当に心が若い。
今回は若手芸人のマヂカルラブリーがゲームクリエイターとして出ていたんだけど、
マヂカルラブリーの野田を「お前、なんかかなり真剣に生きてるね」ってちょっといじわるないじりかたをする。
すごいフレッシュで聞いたことないいじりだけど、確かに的を射てる。
マヂカルラブリーの野田クリスタルって言われてみれば、確かにそんな雰囲気がある。
大御所おじいさんだから別につっこみがきれてなくてもいいじゃんとなりがちなところ、ちゃんと今の時代の人が面白いと思えるコメントをする。
タモリすごい。