あざとさを語り合うプロ
あざとい実例を凝縮した再現VTRを見て、あざとさについて語り合う番組。
第3弾が放送される前に予習番組として1回目と2回目がまとめられたものが放送されていて、それを見た。
あざとさを語り合うのはあざといのプロとして、田中みな実、弘中アナ、千葉雄大の3人と、こういう人の嫌なとこ拾うのが好きで得意な山里亮太を加えた4人だ。
呼吸するように一口ちょうだいという人田中みな実
山里から呼吸するように一口ちょうだいという人と評された田中みな実。
一口ちょうだいの理由を、お酒詳しくないから、何飲んでいいかわからないので一口もらう。一口もらわないと、味がわからないから飲めるどうか確認したいと語る。
山里が狙ってるとかじゃなくて実用的なこととしてやってるってことねと言い。
細胞があざといですねと例える。
弘中さんは千葉雄大が「弘中さんは小手先通じない気がする」と言うように、キレ者感がある。
そもそもテレビ局のアナウンサーがバラエティのメインをはる時点で普通じゃない、若いのにテレ朝しょっててすごい。
唯一それを他でやってるのがTBSの天才安住紳一郎なわけで、安住さんと同じってことは弘中さんも天才なのだ。
ただ番組のテーマであるあざといかと言われると、今回は千葉くんにわかりやすく興奮しているのが見えてしまっていて、あざとさで言えば田中みな実には及ばない感じだ。
あざとさが発動したスタジオ
そんな手練れたちが集まるとあざとい再現VTRだけでなくスタジオにも、あざとさが発動していた。
VTRの感想を話していて、千葉くんが「(VTRに出てた)ぼうしのやつも言いたかった」と言うと、かさなるように田中みな実は「言って」弘中アナは「いいましょ」と言う。
あざといモードが入った相づちだと思う。
そして気になるのが田中みな実の千葉くんに対するタメ口だ。
番組の序盤からタメ口ぽかったからもともと接点があったのかはわからないが、田中みな実が千葉くんに結局ね、そうだね、そうだよねとタメ口で話す。
年齢もあるかもしれないが、テレビで元アナウンサーという肩書きの人が俳優さんにタメ口って普通はないので違和感を感じる。
意図的なのか、無意識に発動してるのかわからないがあざといの発露であると思う。
あざとい女が男がかぶってるぼうしをホメて、その場て女が借りてかぶるっていうVTRだったのだが、千葉くんがあれそのままもって帰っちゃうパターンもありますよね、次会う口実としてと話す。
そこに田中みな実が「それで返すときに香水ふって、シャンプーなに使ってるのって言われて、ごめんね臭いしてくさいでしょ、って自分でふってるのに」と話していた。
その発言の際に、最初は千葉くんの方を向いていて、自分でふってるのにのところは山里の方を向いて言っている。
これはちょっと邪推なのかもしれないが、山里の方に顔を向けてるときと、千葉くんの方を向けてるときで田中みな実の声のトーンが違っているように見えるのだ。
自然か不自然か?
あざといはどこまでやってるのかわからない。
番組の冒頭であざといについて田中みな実が女性が一番いらっとするやつね、女子は気づくんですよと言っていた。
しかし、この番組を通してみていると、意図的な部分と本人が認識していないそれこそ細胞があざといっていう部分が合わさってあざといはできてるんじゃないかと思う。
あざといにも我愛羅の砂の防御みたいなオートで働いてしまうものがあるような気がするのだ。