映画

ミッションインポッシブル 四畳半につるされるトム・クルーズ

HULUで鑑賞。このシリーズ自体、初めて見た。

ハリウッド超大作でCGバリバリの、大金がかかってますわっていう派手な、マーベルみたいな映画を想像していたのだが違った。

ミッションインポッシブルと言えば、パロディなんかでも見たことのある、トム・クルーズが吊るされて忍び込むシーンであるが、

それがまず想像と違った。

忍び込む部屋が四畳半。とてもこじんまりとしていた。

他のシーンでも映っている範囲が狭いと思う。

マーベルとかだと街が舞台で、それこそスパイダーマンが縦横無尽に飛んでたりっていう広さがある。

ハリウッド超大作だと比べると起きてることは小規模なんだけど、例えばエレベーター上で潜んでたスパイがトゲにぶっ刺さったり、飲食店の水槽が割れて、水バッシャーンとか、画として迫力があって魅力的なのである。

この映画の面白いところとして、カメラを止めるなのように、同じシーンなんだけど、解釈によって見えかたが変わるっていう展開がある。

なおかつそれが3回もあるのだ。

最初の潜入捜査がそもそも面白いんだけど、その後スパイのスパイ、別のスパイチームがいたことが判明する、そしてそのまた後に実は真犯人がこう動いてましたってのがちゃんと映像をともなって明らかにされる。

他にもいいところとして、上映時間が短い。1時間50分。

なので余計な部分が少なく、面白いところだけでできている。監督が気に入ってるのかなぜか何度もある退屈なメールのシーンはご愛敬だけど。