テレビ番組

それって実際どうなの課 24時間歩く 面白さは偶然に宿る

テレビ番組それって実際どうなの課で人は24時間歩き続けると、体重はいくら減るのかという検証していた。

見ていて面白さとは偶然に宿るものだなと思った。

この企画自体はけっこう雑だ。

検証するのはタイムマシーン3号の関太。

オープニングで方位磁石を渡されて東西南北どっちでもいいですと好きな方角へ24時間歩いてくれと言われる。

ただ24時間歩いて最後に体重を測るぐらいしか決まっていないということだ。

そして歩く前に理論上では1,1キロ痩せるはずだとスタッフが話す。

これって本来言わないほうがいいと思う。

だってこの企画のゴールである体重測定で、予想どおりでしたーでは盛り上がれないだろう。

そして24時間後の体重測定の前にも、実際歩いた距離から計算すると550グラム痩せるはずだと再びスタッフは言う。この仕事ぶりも雑だと思う。

他にも、検証当日の数日前にウォーキングの仕方を先生から学ぶということがあったのだが、メインのコツ自体もしょうもないし、無駄な感じだった。

もし僕が関太だったら、陰でこのスタッフ仕事できないわと悪口いっているだろう。

しかし出来上がった番組は面白かった。

面白かったポイントとしては、まず最終的に24時間歩いて、体重計に乗ったら、結果1キロぐらい太っていたという事実。

他には、関が歩いていて、眠さで意識飛びそうな変な顔が面白かった。

そのままでも面白いが、そこにワイプで見ている森三中の大島が大笑いしていて、面白ポイントとしてわかりやすくなっていて、笑いやすくなっていた。

そう考えるとやっぱり面白さというものは偶然に宿るものだなと感じた。

所さんが昔雑誌で言っていたのだが、なんでも面白くするコツとして、例えばみかんを一つ買っても面白くするのは難しいけど、段ボールで買えばそれをどうしようとか面白くできるでしょと。

ちょっと日常から外れること、歩くなんてことも、10分だったらみんなやっていることだ。

でもそれが24時間だったらっていうだけでそこには面白さの芽が存在する。

そういう芽のあるところであれば、面白いものができるのかもしれない。